ラダトーム王家御用達の呪術師の家系に生まれたアルフは、ある日突然、勇者だと宣言され、呆然としながらも旅立つことを強要される……
「……は?」
玉座の間に跪き、いつものように遠まわしに研究は進んでいないと言うはずだった。
「……なんと、おっしゃられましたか?」
「勇者ロトの血を引きし、勇者アルフよ、そなたの来るのを待っておったぞ。」
王は律儀にもう一度言い直した。
「……恐れながら、王様、人間違いではございませんか?」
若干パラレル気味の戦闘シーン短編です。
竜王と勇者の1対1の駆引きの始まり。
ぎらりと不死鳥を象った紋章が輝いたとき、竜王はにやりと顔を歪め鋭い目を更に細くさせた。
「儂が王の中の王、竜王だ」
ちゃき、と勇者が剣を握る音が豪勢な部屋の中で木霊した。
「儂は待っておった。そなたの様な若者が現れることを…」
紫色のローブの中からすっと華奢な手が勇者を誘うように手招きをした。
DQ1-3、ロトシリーズのオリジナル小説です。
3の世界とアレフガルドの世界を行き来する勇者達の話。
もう1つの世界アレフガルドでは『勇者ロト』として知られているが
こちらの世界では『勇者オルテガの息子』と言われている。
何故本人の名前が残っていないのだろう・・・
『ロト』というのは魔王を倒した際、王から勇者に与えられた称号だそうだ。
そしてこちらでは父親の存在がそれほどまで偉大だったのだろうか。
ドラゴンクエスト1のストーリーを元に捏造の限りを尽くしたオリジナル設定による二次創作長編小説です。
ラダトーム国王からの光の玉奪還命令に始まり、必要アイテム集めて打倒竜王!で竜王の城に乗り込み壮大な最終決戦の後に竜王から光の玉を取り戻してくる物語です。
こうして概要だけ語ると完全に原作通りに聞こえるのは大きな罠です。
『ご先祖様にそんな罰当たりな事をすると、祟ってしまいますよ――?』
「な――に?」
跳躍寸前だった俺は青年の一言に思わず踏み止まった。
硬直した俺の顔を彼が微笑しながら上から覗き込む。
『何か?』
「……『何か』も何も無いだろう」
俺は辛うじて搾り出した声で彼に反論した。
「貴様が、俺の、何だと?」
『ですから、君のご先祖様――人呼んで吟遊詩人・ガライです』
竜王の誘惑に主人公はどう答えるのか。
「世界の半分をお前に与えよう。」
竜王はニヤリと笑って僕に取引を持ちかけてきた。
「勇者さま、話にのってはいけませんわ。」
ちょっぴりワガママで元気なローラ姫と、ぶっきらぼうな勇者のお話。
「……な、何よ……っ、ぶ、無礼者……っ」
こんな事しかいえない自分が悔しく、ローラはぽろぽろと涙をこぼした。
こんなひどい言葉を投げかけられた事は、今まで無かった。蝶よ花よと育てられてきた姫君なのだ。
「あ……、悪い、言いすぎた」
勇者が頭を掻きながら近づいてきた。
「……傷つけるつもりじゃなくって……すみませんでした」
重い話一切なしの馬鹿話オンリーです。
当サイトで連載しているDQ3小説との連動が少しあったり、
DQ1の根底を覆すあほ設定があったりと妙なことになってますが、
オッケーな方は是非見て行って下さい!
完結しました。全14話です。
「なにいぃいぃぃいいいいぃぃいっっっ!!!!!」
がたん、ごとん、ばきっ!
突然聞こえてきた叫びに、アジャスは飛び起きてベッドから転げ落ち、さらには顔面を床に打ち付けた。
(14話から一部抜粋)
ここはあらくれからみたドラクエの世界を小説化したものを展示しています。
のちのちどんどん作品が増えていく予定です。
広大な大地アレフガルド。
その美しい大地を闇に染めたものあり。
闇を作った魔王は強大であった。
人々は怯え、嘆いた。
しかし、一人の若者が現れ
そして魔王を打ち破った・・・
その若者を名は「ロト」
ロトの血を引く青春小僧がローラ姫と恋したり、旅したり、魔物と戦ったり。
捏造設定ありの冒険恋物語です。
凛々しいというよりかわいらしいという表現がしっくりくる少年兵である。十六歳にしてはあどけなく、その頬も唇も柔らかそうな子供の曲線を残したままだ。人の良さが滲み出すようなおっとりとした顔立ちは、とりたてて美しいわけでも醜いわけでもない。
ただ少年の瞳は不思議と心を惹きつけた。くるりとした双眸は、見つめていると魂が吸い込まれそうな神秘の力に満ちている。
月夜の晩。出会ってはいけない人と、再び言葉を交わすことになってしまったアレフの想いは…?
アレフは腰を下ろした。どうやら竜王の城への道は、竜王によって封印されているらしかった。そして、その封印を打ち破るアイテムの名は「虹の雫」。それを手に入るに値するものの証明として、ロトの印とやらが必要なのだった。
だが、その情報はない。自分を育ててくれた老人たちなら知っているのかもしれないが、自分の記憶の中にはそれはなかった。どうやらここで手詰まりなのだろうか。
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