少しずつ打ち解けてきた、猫好きのキャプテン・シャークアイと7主人公アルスとの平和なやりとりです。
「そうそうアルス殿、その猫は喋るのですぞ。」
「えっ?」
キーファと別れた後のアルスたち。
突然の身勝手な別れに、アルスはまだ気持ちに決着がつかない。腹を立てたり、心細かったり、しょうがないなあと思ったり。
僕はいらいらしてペンを置いた。考えは全然まとまらない。長い旅は、途中でやめることなどもう出来ないのに、いつも簡単に先に進めるわけでもなかった。探し物をしたり、道に迷ったり、どこへ行けばいいのか、分からなくなったり。世界地図は僕の机の上で蒼褪めた空白を訴えていた。この広すぎる海に何もないわけがない。まだ救えていない場所がきっとあるはずだ。それなのに、そこに到達するための方法が見つからない。
『DQ3カップルへ30のお題』を使用した勇魔、戦武いちゃつき中編。一途魔法使いとツンデレ勇者、保護者戦士と押せ押せ武闘家の話。
目指すは「あっかるーい男女エロ」ということで。今のところそういう描写は微塵もありませんが。
一年前、あたしは生まれて初めて男の人を心の底から『好きだ』と思った。
半年迷って、真正面から告白した。
「す……好きですっ、付き合ってくださいっ!」
そうしたら、その男の人は、ものすごく面倒くさそうにあたしの方を見て、吐き捨てるように言った。
「馬鹿かてめぇ、おとといきやがれこの貧乳ブス」
勇者に恋するマーニャの気持ちのSS。年下の彼にはけして言えないけれど、今、激しく、恋をしている。勇者である彼に恋をする複雑な想いと、それでも惹かれる情熱的な想い。
それを自覚した瞬間、あたしは、自分でも怖くなるほどに、深い深い恋に落ちていた。
そんなこと、年下の彼には言えない。
知られたくない。
ーーーだけど。
きっと彼は、知っている。
あたしのこの、躯の奥から迸る激しい鼓動で、瞳の表情で、仕草のひとつひとつで・・・。
あたしの激しい恋に、気づいている。
勇者とマーニャが初めて出会った頃のお話。無口で、悲しい瞳をしていて、何を考えているのかわからない勇者を、マーニャは気に入らなかった。だが、ひょんなことから、マーニャは彼の全身に残る傷跡を見てしまい、二人は初めて気持ちをぶつけ合う。
マーニャは、腕を伸ばした。
彼の傷だらけの背中を、抱き寄せた。
不意に、後ろから抱き締められて、彼は、はっと身を強張らせた。
背中に感じる、肌と肌が触れ合う感触。
柔らかな、絹のように滑らかな、肌のぬくもり。
彼女の、豊かな胸の柔らかい感触、首筋に感じる吐息、濡れた菫色の髪が触れる冷たさとくすぐったさ・・・・・・・・・。
ユーリルの躯が、火がついたようにかあっと熱くなった。
引っ込み思案なオルテガの娘レフィルと命知らずな冒険者ホレス、無表情の魔法使いの少女ムーの三人が主人公のお話です。
第三部が終わり、只今物語の山場を迎えてます。
鋼鉄と化したレフィルの周りを黒雲が包み…その所々に金色の輝きとも形容できそうな稲妻が走っているのが見える…。程なくして…レフィルの肌に彩りが戻り始めた。アストロンの効果を解除したらしい…。
「………。」
黒い雲は吹雪の剣から湧き出るようにして発生し続けている。やがて手にした吹雪の剣の切っ先に…それに内包されていた稲光が集い…
「ライデイン」
100のお題をお借りして書いてます。
裏設定なしで、お砂糖少々のラヴを詰め込んで筆跡中。
作者の趣味丸出しで不定期更新。目標は月に1度。
アリアハンの城下町。
田舎と言われればそれまでだが、さして広くも無いこの町にある唯一の酒場では、これまた広く無い店内で冒険者達がテーブルを占領している。
その中、オレは一人カウンターに座り酒を嗜んでいた。
そう、一人で・・・。
「よぉっ、ラヴィ。何辛気臭い顔で酒を飲んでるんだよ。」
一人じゃなくなった。
「DQ4字書きさんに100のお題」より。
ライアンとホイミンのお話です。
『ライアンさん、ライアンさん。』
ライアンに優しい表情をさせるその相棒は、いつも彼のことをそう呼んでいた。
ホイミンと名乗るその者は、魔物。いつか人間になりたいという夢を持ったホイミスライムであった。
「そーいえばサイモン息子×オルテガ娘はいっぱいあるけどサイモン息子×オルテガ息子って見たことないよな」という思考からできた作品です。勇勇戦商で勇勇。俺様攻×強気受でBLの王道突っ走ります。
「―――そんな頼りない奴を仲間にしようってか? オルテガの息子ってのは本気で見る目がねぇな」
そんなくそえらそーな声が聞こえたのは、その時だった。
「なんだとっ!」
俺は反射的に怒鳴った。偉そうな言われ方はムカつくし、なによりオルテガの息子って呼び方が気に食わない。
おそらくDQIII女勇者関連で最大手カプなのではないかと思われる盗勇を書きたいという思いに自分なりの男装女勇者を書いてみたいなァという思いをミキシングした作品。盗賊×勇者ですが盗賊はちょっとおっさんです。勇盗魔僧。
男として育てられた女の子の恋を自分なりに書いていけたらなー、と思ってます。
あの時から。自分は本当は勇者と呼ばれるべき存在ではないのだと知った時から。
「勇者オルテガの息子であるそなたなら、父の遺志を継ぎ、世界に平和をもたらしてくれるであろう!」
俺は恭しくひざまずきながら、ぎりっと奥歯を噛み締める。勇者オルテガの息子。そう呼ばれるたびに、俺は相手をぶっ殺したくてたまんなくなる。
だって俺は、女なんだから。
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