テーマは『最悪から始まるハッピーエンド』目標は『 自分の中の「最上の主フロ」をどこまで反転させられるか』
お互い一目惚れで結婚後に愛を育んでく主フロ最高だし大好物なんだけどどちらも打算と計算で結婚したのに旅の途中でふとしたことがきっかけでガチで惚れ合って沼に引きずりこまれるように互いにのめり込んでく主フロが嫌いとは言ってない…という感じで書きました。まだ序章なのでフローラは最後にちょっとだけ。
あの日を境に、僕の人生は一転した。
そのときまで、一度だって疑ったことはなかった。この日々が、変わらず続くことに。子供だった自分は、疑うという概念さえなかったのだ。現実を目の前に突き付けられるまでは。
(中略)
絶対に生きてここから出る、そう自分を突き動かしていたものはなんだったのだろう。劣悪な環境下でそれでも正気を保っていられたのは、何故だったのか。
進展遅めの幼馴染もの盗→勇です。日常多めのたまに微シリアス、恋愛を含む人間関係掘り下げ系です。
思いついた箇所から書くため抜けがありますが、序盤(旅立ち~イシス周辺)は大体埋まりました。
メインキャラは4人だけで引用文そのままの雰囲気です。
この作品関連のイラスト・漫画等もあります。スマホ対応です。
「もう行くぞ。朝になったら幽霊が死体に戻るらしい」
「あら、その方がまだ気楽かもしれないですわね。宿代はどうなるんですかしら」
「えーとんでもない神経だねぇ~、僕は無理っ。さぁ行こ~」
ユーリスはさっとリナの手を離すとリュイの腕を掴み、船に向かって歩きながらひそひそ話をしていた。リュイが間もなくどついてたのでろくな話じゃないんだろう。
マイエラ~アスカンタ間の道中、エイトくんとなぜか仲良くなれないククールが、微妙な距離に悩むお話です。
モンスターに切り付けられた肩の傷を眺めて、ゼシカが首を傾げる。
「ねぇ、戦闘中みたいに回復呪文でパパッと治さないの?」
「汚れを取り除いたり消毒したりしたほうが、痕が残りにくいんだよ。ちょっとでも綺麗な状態に治したいだろ?」
レディの体は大切に扱うもんだぜ、とおどけてウィンクすると、心底気味悪そうな顔でそっぽを向かれた。傷付く。
『ぼうけんのしょ』はプレイ日記と妄想を足して2で割ったようなお話です。FC版を主軸としています(プレイはWiiの復刻版のやつです)
『だいじなもの』はED後の蛇足、オリジナル要素が多い蛇足です。少しSFC版の設定を借りてます。矛盾点がある場合はFC版を優先。
(俺で何人目だ?)
そう出そうになった言葉を慌てて飲み込み、跪き定例文を言う。
「無事に倒し、この世界を平和に導くことを誓いましょう」
「では行け! 勇者アレフよ」
一礼をして、黍を返し、旅の役に立てるものを少しばかり頂き、後方の扉を開ける。
この国の近衛兵に見送られて勇者アレフは旅立つ。
拙作『神に背を向ける者』外伝。勇者一行の旅路に途中から加わった賢者は、その道中に覚えた淡い思いを書き留めていく。
月 日
フーガさんに私がふさわしくないことは分かってる。傍で見守っているだけでいいっていう気持ちも嘘じゃない。
でも、つい願ってしまう。
……このまま、ずっといられたら。
旅立ってから七年。私もやっと、自分の気持ちを認められた気がする。
9月7日「いつか帰る場所」更新。
某所で連載しておりましたドラクエ8とぷよぷよ!! 20th anniversaryのクロスオーバー作品。暗黒神が滅び、平和になった世界。勇者の一族である夢主はかつての敵、ドルマゲスと再会する。神鳥の杖を取り込んだ彼は、神鳥と暗黒神、双方のチカラを手にしていた。時空を超えて「故郷を作る旅」に出ようと提案する夢主に賛同したドルマゲス。そんなふたりを待ち受けていたものとは?
「誰が……誰が望んだ!?」
問いに答える者はいない。ただ、石段の上に置かれた幾百の蝋燭が揺らめくのみ。紅色の魔法陣の上で、彼は目を覚ました。
金色の目はまだ霞んでいる。しかし長い間、悪夢のようなものを見ていたのは確か。今、目に見えるものは紛れもなく、『あの時』の場所と自分の身体。
「……誰が私を蘇らせた!」
エイトたちと別れたククールは、新たなる旅路へと出発することになった。
DQ8のククールが主役にした、ダイの大冒険ですので、ご注意ください。
マイエラ修道院より七賢者の運命分岐、ユリマ嬢、ゲルダ姐さん参戦IF物。
ミーティア姫、チャゴス王子、ギャリング一家の出番が原作より多め。恋愛要素は微糖程度。
ただいまベルガラック編に一区切り、闇の遺跡編に突入です。
「その鏡は、今どこに? 魔力を戻す手段があるとかで、今朝、試しに向かわれたとゲルダさんから聞きましたけど……」
「あー、結論から言うとだな」
ぼりぼりと髭を掻いたギャリングは、斜め上を見上げつつ答えた。
「……壊れた」
しぃんと静まり返る部屋。
集中する視線を避けるように、ギャリング兄妹もあからさまに目を逸らした。
旅のさなかのゼシカとククール。自分の兄について考えてみたふたりが、少しだけ距離を縮めた話。
おんなのこなんだから。
ある日私を縛ったその言葉を、あかくて長い髪と一緒に切り捨てた。そのときはサーベルト兄さんも生きていたから、私がいきなりさっぱりきっぱり切り落とした髪の毛を見ると苦笑いしたっけ。
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